私の見ている風景

アイドルを尊敬してやまない22歳。社会人1年目。(twitter:@tkts_0509)

やっぱり、ここが最高のエンターテイメントだ。~第9回AKB選抜総選挙で私が思うこと~

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322人の少女達の戦いが終わった。長く熱い戦いは指原さんの史上初3連覇という結果で幕を閉じ、一夜経って、私達ファンもようやく色んな感情を落ち着けることができた。

今回の総選挙、まずタイトルが好きだった。「さあ、革命の時間だ。」「まずは戦おう!話はそれからだ。」大波乱が起きる気しかしないこのタイトルを初めて聞いたとき、久しぶりにAKBに対して「ワクワクする」という感情を抱いた。小嶋陽菜さんが卒業して、大黒柱を失ってしまったような雰囲気があったAKB。その雰囲気をぶち壊し、やっと「第二章」が始まるんじゃないか、そんな気にさせてくれるタイトルだった。

結果は、そんな勝手な私の期待を裏切らないものだったように思う。野外開催中止から始まり、圏外メンバーの大躍進、NGTの大健闘、全く新しい選抜メンバー、突然の結婚発表、そして、渡辺麻友さんの卒業発表。

結婚発表に関しては賛否両論あるだろうけれど、須藤さんにとってあの場がいちばん「正しいタイミング」だったのならそれでいいんじゃないかなとも思う。もちろん、ファンの人に、たくさんの大人達に、そしてメンバーに、大きなショックと迷惑をかけた責任は取らなければならないし、どんなに残酷な批判を受けても受け止めなければならないという十字架が彼女には課せられた。けれど、彼女には彼女なりの正義があったのなら、私達はもう何も言えないし、今後どうなっていくかただ見守るしかない。私達はいつだって、アイドルに対して無力だ。

ただ、その後の高橋朱里岡田奈々さんのスピーチには痺れた。他のメンバーが須藤さんの結婚発表に触れられない中、彼女達だけは自分が思う「正義」を語った。それはとても勇気の要る行動だったろうし、彼女達にもまた、後に周りからどんな批判をされようとも、それを受け止めなければならない責任が、あの瞬間に生まれた。彼女達は、自ら戦いのフィールドを選んだのだ。やっと長く辛い戦いが終わったと思ったら、少女達はまた戦い始める。それは目には見えない無数の敵との戦いでもあるし、自分達が信じてきたものとの戦いでもあるだろう。そこに、どうか彼女達に後悔の念を抱かせるようなものがないように願う。

そして、渡辺麻友さん。ずっとずっと、渡辺さんのことが好きでした。前田敦子さんが卒業されて以来、私の中で、総選挙は渡辺さんを1位にするためにありました。2014年、改めて結果として渡辺さんに「センター」の称号をプレゼントできたときは、やっと恩返しができたような気持ちでした。AKBがどれだけ変わろうとも、私が今日まで迷わず皆さんを応援し続けることができたのは、渡辺麻友というアイドルが、変わることなくそこにい続けてくれていたからです。グループの末っ子妹キャラから、いつの間にか、グループを背負っていかなければならないという使命を与えられた渡辺さん。その使命を全うしようと励む渡辺さんは、やはり清く正しく美しく、私達大衆に徹底的に「渡辺麻友」というアイドルを証明してくれていました。そんな渡辺さんが、先日の小嶋陽菜さんの卒業コンサート「こじまつり」の1曲目、「スカート、ひらり」で前田敦子さん、大島優子さん等と登場した際の表情を、私は忘れることができません。あなたはどこかホッとした様な表情で、会場を見渡していました。あの瞬間、私達が勝手にあなたの肩に載せていた荷物の重さを痛感しました。私達の無言の圧力が、あなたから笑顔を奪っていたことに、そのときようやく気づいたのです。「第二章」「次世代」「次のAKBの顔」。そんな勝手な虚像をあなたに無理矢理着せていたのは、他でもない、私達でした。「渡辺麻友1位に」という私達の暴走が、大好きなあなたの笑顔を奪っていたのかもしれません。昨日の総選挙、2位で名前が呼ばれた瞬間、あなたは悔しさを滲ませながらも、どこかホッとした表情を見せていたように思うのは、私だけでしょうか。卒業発表した時、そして、指原莉乃さんと抱き合った時のあなたの表情を、私は絶対忘れません。11年、走り続けてくれて本当にありがとうございました。

おぎゆかちゃんのスピーチも、樋渡さん等の個人的推しメンの感想も書きたかったけれど、時間がないので今日は割愛する。今回の総選挙、本当に、本当に、久しぶりに心の底からゾクゾクした総選挙だった。良い意味で、AKBに対して「これからどうなっていくんだろう。」と思うのはいつぶりだろう。今年、確かにAKBは変わる。そんな予感がする。AKBはやっぱり、私の中で最大のエンターテイメントだ。